スピリチュアルな苦悩を乗り越えて今回、2度目のがんということもあり、スピリチュアル(精神的、霊的)な苦悩は、今のところ大丈夫のようである。 11年前の上咽頭がんの時は、とにかく「死ぬ」ということが目の前にあり。考えて考えて考えて気持ち的にキリをつけるんだけども、またムクムクと頭をもたげてくるという感じで、その繰り返しだったような気がする。 そんなある日、後輩の女性が見舞いに来てくれ、彼女はちょっとした霊感を持っているのだが、自分を見て「大丈夫、オーラがすごいから」と言ってくれた。 その言葉がストンと気持ちに落ちて、「自分は大丈夫なんだ」と信じ込んでしまった。 本当に言葉は不思議な力を持っている。 自分はこのとき、この「言葉」に救われた。 そんなことも含めこの11年間、いろんな意味で「命」について考えてきた。 途中では再発の疑いもあり、このときも「生死」についてすごく悩んだ。 そんなことで伊達に11年間を過ごしてきたわけではない。 今回がんになって思ったことは「その時はその時」。 リンパ腫は抗がん剤がよく効くので、すぐにということはない。 「その時」をとにかく先にもっていくために「絶対あきらめない」。 そのためには「あらゆる手段」を講じる・・・そんな方程式が出来上がった。 この病棟は大半が「がん」患者この病棟は、消化器・血液・膠原病内科と腫瘍内科が同居している。 自分はこの腫瘍内科にいるのだが、なんとこれが今年1月にできたばかりの診療科だった。 診療内容は、消化器や胸部のがん、悪性リンパ腫などに対するがん薬物療法(化学療法)を中心とした診療だが、ここでは今のところ自分と同じ悪性リンパ腫の患者が多いようだ。 血液は白血病、消化器は食道や胃、腸、肝臓などで、ほとんどががん関係の患者である。 そんな中で消化器の患者の出入りが早い。 聞くところによると長くて2週間だそうで、検査入院や内視鏡での手術、外科に回される人もいるので早いという。 今はがん告知が基本だ。そんなことで多くの患者が「がん」という悩みを同時に抱えるのもまた、この病棟の特徴でもある。したがって看護婦さんは体のケアはもちろん、医師らとは別にスピリチュアルなケアもそれなりに行っているようだ。ある看護婦さんによると「だいたい1週間くらいは皆さん悩むようだ」という。 11年ぶりの写経昨日は「病気平癒」を祈願して、11年ぶりに般若心経を写経した。 11年前の入院時は、とにかく何にでもすがりたく、写経グッズも一式購入し、10枚書き上げた。 今回は、「オーラがすごい」と言ってくれた彼女から入院初期にいただいたもの。 奈良・薬師寺の白鳳伽藍を復興させるための写経で、書き終わったらその薬師寺へ送り返すというもの。 http://www.nara-yakushiji.com/osyakyo/ それなりの目処がついたら書写しようと思って引き出しにしまっておいたのだが、体調もよく退院の目処もついたので、思い切って筆を持ってみた。 最初は震えてどうしようもなかったが、段々と細くも書けるようになり、なんとか最後まで書き上げることができた。さっそく薬師寺へ送り返した。 ・かたよらない ・こだわらない ・とらわれない ひろいひろい「空のこころ」だそうである。 |
| << 前記事(2008/03/30) | トップへ | 後記事(2008/04/15)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
「空の心」・・・難しいですね〜(^^; |
たっく 2008/04/08 13:48 |
たっくん |
よし 2008/04/08 14:29 |
私自身、病気なったことはあまり知人に話していませんが、近くに住んでいる友人(医療関係者)には話したんです。 |
サトちゃん。 2008/04/08 14:36 |
ブログを読ませて頂いてすがすがしい気持ちになりました。 |
るるこ 2008/04/08 14:46 |
よしさん。 |
ikkou 2008/04/08 18:51 |
サトちゃん |
よし 2008/04/08 19:49 |
るるこさん |
よし 2008/04/08 19:50 |
ikkouさん |
よし 2008/04/08 19:51 |
写経ですか。 |
きんや 2008/04/09 23:38 |
きんやさん |
よし 2008/04/10 07:46 |
| << 前記事(2008/03/30) | トップへ | 後記事(2008/04/15)>> |
―お願い―